個数関数の機能
個数関数は、引数に指定されたセル範囲の中から、セルの個数を数える関数です。この時、空白セルは無視されます。
個数関数は単純に数えるという関数です。わかりやすくていいですね。
個数関数の書式
個数関数は数値、文字列、式、セル参照などが入力されているセルをカウントします。しかし空白セルだけはカウントしません。
個数関数の実行例
A | B | C | D | E | |
1 | 数値 | 個数関数 | 結果 | ||
---|---|---|---|---|---|
2 | 11 | 個数(A2:A6) | 5 | ||
3 | 92 | ||||
4 | 0 | ||||
5 | 53 | ||||
6 | 75 | ||||
7 |
A列に適当な数値、C列に結果、B列に関数の文字列があるとします。このときA2からA6をセル範囲として個数関数をセルC2に実行してみると、セル範囲中にあるセルをカウントされた個数5が返ってきます。
A | B | C | D | E | |
1 | 数値 | 個数関数 | 結果 | ||
---|---|---|---|---|---|
2 | 11 | 個数(A2:A6) | 5 | ||
3 | トカトントン | ||||
4 | 0 | ||||
5 | 53 | ||||
6 | 75 | ||||
7 |
次に数値と引数はそのまま残して、A3だけを文字列にして個数関数を実行してみます。個数関数は文字列も個数に含むので、結果は変わらず5になります。
A | B | C | D | E | |
1 | 数値 | 個数関数 | 結果 | ||
---|---|---|---|---|---|
2 | 11 | 個数(A2:A6) | 4 | ||
3 | トカトントン | ||||
4 | 0 | ||||
5 | |||||
6 | 75 | ||||
7 |
そしてまた、数値と引数は条件そのままで、今度はA5を空白にしてみます。すると空白は個数に含まれないので、個数関数の結果は4になりました。
個数関数はセルの中に空白以外の何かが入っていれば、個数としてカウントされると覚えておけばいいと思います。以上個数関数でした。