最大関数の機能
最大関数は、引数に指定された範囲の中から一番大きな値を探す関数です。引数の範囲に文字列や空白セルがある場合それらのセルは無視されます。またセル参照や式が入力されている場合、参照先の値が数値であれば最大関数の対象となります。
例えばワークシート中に何千件、何万件とデータがあるとして、この中から最大の値を探そうとしたとき、目で探すのは困難であり、ミスもあるでしょう。最大関数は一番大きな値を探す関数になります。
最大関数の書式
最大関数の実行例
A | B | C | D | E | |
1 | 26 | 58 | 18 | ||
---|---|---|---|---|---|
2 | 97 | 26 | 75 | ||
3 | 72 | 10 | 96 | ||
4 | トカトントン | -79 | 81 | ||
5 | 63 | 56 | 37 | ||
6 | |||||
7 | 最大値 | 97 | |||
8 | |||||
9 |
A1からC5まで文字列を含むこのようなデータがあるとして、この中から最大の値を探してB7に表示したいとします。
次にB7に引数をA1:C5にした関数、最大(A1:C5)と入力すると、指定したセル範囲の中から最大値97が返ってきます。文字列は無視されています。
以上、最大関数でした。