平方根関数の機能
平方根関数は、引数に指定された値の平方根を取り出す関数です。負の値の平方根は計算できません。
平方根は数に対して2乗したときにその数値に等しくなる元の値をいいます。25の平方根は5^2なので5および-5になります。数学ではルートを使って表しますが、表計算ではルートは使いません。
平方根関数の書式
平方根関数の実行例
数学には25の平方根は5と-5というように、プラスとマイナスの2つの答えがあります。このままだと平方根関数には2つの結果が出てしまうので、情報処理試験の定義には「算術式の値は、非負の数値でなければならない」としています。この決まりによって平方根関数はプラスの結果しか表示されなくなります。そのことを踏まえて平方根関数を見てみます。
A | B | C | D | |
1 | 平方根 | 平方根関数 | 計算結果 | |
---|---|---|---|---|
2 | 3 | 平方根(3) | 1.73205080756888 | |
3 | 25 | 平方根(25) | 5 | |
4 | 25 | 平方根(A4) | 5 | |
5 | -25 | 平方根(A5) | エラー | |
6 | 0 | 平方根(A6) | 0 | |
7 |
この表はA列は平方根、B列は関数として入力する文字列、C列は実行した結果が入っています。
A2で3の平方根は1.73205080756888となっています。またA5でマイナスの値を引数にすると、エラーになって返ってきます。
平方根関数はこんなもんです。